Nanka Gifu Kenjinkai

１０月７日、南加岐阜県人会幹事・田口トレーシーさんの送別会ランチを幹事が集い、トーランスで行いました。１０月末にはワシントン州へ引っ越されるとの事です。当日は県人会から感謝の盾を贈呈しました。

トレーシーさんへのメッセージ

田口さんにはこれまで数年に亘り岐阜県人会の幹事として協力頂き、県人会一同感謝しております。聞けば２５年近いロサンゼルス滞在との事ですが、たまには温暖な南加のライフスタイルを思い出して当地へ“里帰り”してください。その折には、“やっとかめやねえ！”の挨拶を交わせることを願っております。新居でのご活躍を願っております。

奥田サムさん

トレーシーさんからのメッセージ

岐阜県の田舎から、アメリカに来たい一心で、カリフォルニア州に渡って来たのが１９８１年。その後、ずっと、南カリフォルニアに住み、子育ても投資やビジネスや結婚の失敗や成功も、全て、カリフォルニアで体験して来ました。しかし、将来は、山や森や川に恵まれた、オレゴンかワシントンに移住したいと、漠然と考えていました。人生とは不思議なもので、このたび、色々な偶然が重なり、突然、その夢が実現することになり、ハロウィーンの１０月３１日に住み慣れたレドンドビーチを出発し、ワシントン州に引越しました。道中、いよいよロサンゼルスの盆地の北端を後にする時には、さすがに、ちょっと感情的になりましたが、予想通り、北に進むにつれて、周りの景色に緑が濃くなり、それにつれて空気も美味しくなっていくような気がしました。

カリフォルニアでは、長年、岐阜県人会に所属させていただき、メンバーや幹事の皆さんと親しくさせていただくことができ、良い思い出を作ることができました。このたび私が州外へ引越すことになると、忙しい幹事の皆さんが集まってお別れ会を開いてくださり、記念の盾までいただいたときには、ちょっと涙が出てきました。

私が移住先に決めたワシントン州バンクーバー市には、ロサンゼルスのように日本食レストランや、日本食料品店、日本人経営の美容室などはほとんどなく、不便といえば不便ですが、岐阜県と同じような緑の木々や山に囲まれており、空気がきれいで、今の時期は、秋の紅葉がきれいです。オレゴン州のポートランド空港から１５分ですので、こちら方面に来られる時には、是非お立ち寄りください。これからも、南カリフォルニア岐阜県人会の皆さんとは、何らかのかたちで関わって行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

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